うさぎタイムズ編集部の佐俣(さまた)です。うさぎを飼いたいと思ったときに気になることの一つが「お留守番ができるのか」ではないでしょうか。日中や夜間にお仕事や用事で外出しなければならないときにどうしたらいいのか?今回はお伝えします。
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うさぎさんはお留守番しても、さみしくない?

野生のウサギは巣穴の中で日中を過ごします。なぜかというと、昼間の明るい時間は敵に狙われやすいからです。日の落ちかけた夕方から活動を開始します。

では、ペットとして飼われるうさぎさんはどうなのでしょうか?いろんな個性の子がいますが、本能的に従って、夕方から夜にかけて元気になるうさぎさんが多いようです。

幼い頃から同じおうちで飼われていれば、飼い主さんの生活サイクルに合わせて、昼間の間のお留守番には慣れてくれるでしょう。

🐇ワンポイント・アドバイス🐇

うさぎさんは、個体差により時間のかかる子もいますが、基本的には大人のうさぎさんでも環境に順応してくれます。
オーナー様の生活サイクルに合わせてくれるのはもちろん、生活音にも慣れてくれます。
昼間のお留守番についても直射日光の当たらないところにゲージを置いていただく、夏場はエアコンをかけてあげる、冬場は寒暖差が出ないようにヒーターを入れてあげるなどの環境を整えていただければ問題ありません。

泊りがけでの外出はしても大丈夫?

1泊程度ならお水やえさをちゃんと用意しておけば、うさぎさんへのストレスもそこまで大きくないでしょう。
しかし、2泊以上になってくると、ボトルに入れたお水は新鮮さを失いますし、エサの問題も出てきます。
犬猫用の自動給餌器が市販されていますが、うさぎのケージ内に設置するのも難しく、容器が倒れたり、かじってしまったりと、不安が残ります。

🐇ワンポイント・アドバイス🐇

1泊の場合でも、できる限りペットホテルやペットシッターをお願いすることをおススメします。
翌日早めに戻れるのであれば、十分なフードと牧草、お水を切らさないようにご準備いただければ大丈夫です。
ただし、お留守の間のうさぎさんの様子をチェックできていませんので、帰ってからはうさぎさんの様子はもちろんのこと、食欲は排泄の状況は必ずチェックするようにしてください。
そして少しでもおかしいと思われたら、迷わず動物病院に連れて行く心の準備をしておいてください。

お留守番させるときは、必ず環境を整える

うさぎは寒さには比較的強いとはいえ、朝晩の温度差があると体調を崩してしまいます。特に子うさぎや高齢うさぎは要注意。少しの油断が命取りになります。
生後半年未満や体の弱っているうさぎのお留守番は、やめておいた方がいいでしょう。健康なうさぎでも家を出る前に必ず環境を整えます。

うさぎはケージ内でお留守番させる

「狭い空間にずっと閉じ込めておくのはかわいそう」だとお部屋に出してしまうのはNG。飼い主さんがいない間の部屋んぽは非常に危険です。観葉植物やコード、ソファなどの布製品をかじって、食中毒や消化不良を起こしてしまうかもしれません。

【参考記事】
【うさぎの感電】部屋んぽするなら気を付けて

一人暮らしでもうさぎは飼える?

エアコンで室温調整

エアコンはつけたままにして、室温を20℃前後に保ちます。一定の温度であれば、そこまで神経質にならなくても大丈夫。人間が快適と感じる温度がうさぎにも適温です。
春や秋の過ごしやすい時期も急に冷え込んだり、気温が上がったりするので気を付けましょう。

エサと水は新鮮なものを

水は出かける直前に新しいものに入れ替えます。気温の高い時期は、家を空ける時間が長いと水も痛みます。ペットボトルを付けられるタイプならなるべくキレイな容器に変えてあげるといいですね。

1泊のお留守番でも、エサであるペレットは一回分を与えます。多くあげるとうさぎさんはすべて一気に食べてしまいます。食べ慣れている以上の量をあげると体調を崩しかねません。牧草は多めに与え、食べ放題状態にしましょう。

2泊以上の長期ならペットホテルや信頼できる人に預ける

旅行でなくとも、急な家族の急病や外せない用事で家を空けなければならないこともあります。そんな時に備え、ペットの預け先を確保しておくことも大切です。
うさぎの場合は、犬や猫ほど預かってくれるポットホテルが多くはありません。近所のペットホテルを事前に探しておけば、いざというときに慌てずにすみます。動物病院に併設されている場合もあるのでチェックしてみましょう。

ホテルがなければ、友人や親族に預かってもらえるように頼んでおきます。いきなり預けられても困る人が大半でしょうが、普段から自宅に招き、うさぎさんのかわいさを伝えていれば、喜んで預かってくれるかもしれませんね。
その際にうさぎさんの普段のお世話や室温のこと、かかりつけの動物病院の情報など、すぐに渡せるようにしておくと、飼い主さんも安心です。

預けるとまではいかずとも、朝晩にお世話をしに見に来てもらうのもいいでしょう。場所が変わることに強いストレスを感じるうさぎさんの場合におすすめです。

うさぎをお迎えするなら、専門店のラビットリンクへ

「きめ細やかなサポートを継続して受けられるショップかどうか」は、うさぎのペットショップ選びで重視してもらいたいポイントです。
うさぎは猫や犬に比べると、専門的に診てもらえる病院が少ないのが現状です。ケアについてもうさぎならではの配慮が必要で、特に初心者さんは不安になることが多いかも知れません。

ラビットリンクでは、うさぎさんお迎え後もサポートするのがうさぎ専門店の務めだと思っています。店頭では、お世話の仕方ついてはもちろん、病気の時のアドバイスや病院のご紹介もしています。

さいたま市の北浦和駅近くにある実店舗には、ネザーランドドワーフとホーランドロップの可愛らしいうさぎさんがいっぱい。埼玉だけでなく、東京、神奈川、群馬、茨城、千葉、遠方だと新潟や秋田からもラビットリンクからお迎えするために来てくださる方たちがいらっしゃいます。
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佐俣

うさぎタイムズ編集部員、うさぎ専門ライターです。うさぎさんが、ただ「可愛らしいから」ではなく、正しく理解され、共に暮らすパートナー・家族としてお迎えしてもらえることを願っています。初心者の方にもわかりやすく情報をお伝えできればと思っています。