あまり感情を出さないところから「ツンデレ」と言われることもあるうさぎさん。しかし、うさぎと一緒に暮らしていると「うさぎは感情表現が豊か」なことに驚かされます。
今回は、飼い主さん以外にはあまり知られていないウサギの感情表現についてご説明します。
目次
うさぎさんの【喜】は動きが活発に
嬉しいと動きが活発になるうさぎさん。早く走ったり、高くジャンプしたりして気持ちを教えてくれます。頭やしっぽを左右に振る、何度も短い距離を全速力で走って嬉しさを表現する子もいます。なかでもひねりジャンプは、最大限に嬉しい気持ちを表すときにみせてくれる行動です。
耳を立て、高めの音を出す
「プウプウ」「プゥ」といった高めの音は機嫌が良いときに鼻を鳴らして出します。
耳はピンっと持ち上がり、白目が見えるほどおめめを開き、キラキラした表情になります。
そんな表情・態度をしてくれたら、飼い主として嬉しい限りですね。
うさぎさんの【怒】は全身でアピール
全身で怒りの感情を表現します。なかでもよく知られているのが「スタンピング」、いわゆる足ダン(床ドン)です。餌入れやトイレをひっくり返すなど、物に当たるうさぎさんもいます。飼い主さんに嫌なことをされると、高速パンチをお見舞いする子も。
音も耳も大きく広げて最大限アピール
「ブゥブゥ」「ブーブー」と音を出すのは怒りのサイン。怖さや不安から怒りに発展する子もいます。警戒していると耳やしっぽをピンと立ち、目も吊り上げて不満たっぷりの表情になります。
また、強い歯ぎしりの音「ギリギリ」「カチカチ」は、ストレスを感じているサインです。
嬉しいときと、怒っているときに出す音の区別はつきにくいかもしれません。どういった状況でどのような音を出すのかを学び、どちらの感情なのか判断します。
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うさぎさんの【哀】は耳でアピール
悲しみの表現方法に代表的なものはありませんが、いつもより構ってもらいたいそぶりを見せる、耳を後ろにペタっと付けてどこか寂しい表情をしているのなら、悲しんでいるといえます。
また健康なのにいつもと様子が違うのも、悲しいサインの一つかも知れません。その子に合った方法(おやつをあげる、なでる等)で悲しみを癒やしてあげましょう。
その他の気持ちの表現方法
辛いときはあまり態度に出さずに隅っこに
弱肉強食の世界で生きていたうさぎさん。飼いうさぎになってもその習性は残っており、体が弱ってくるとケージの隅っこなど人気のない場所にいることが増えます。体調が悪くてもギリギリまで我慢する傾向にあり、具合の悪さが見るからにわかる場合は、症状がかなり進行しています。「ゴリゴリ」「ギリギリ」と大きな歯ぎしりをすることもあります。そんなサインをだしたら、迷わず動物病院に連れていきましょう。
🐇ワンポイント・アドバイス🐇
うさぎさんの様子が「いつもと違う」感じた時は、その感覚を信じてください。
自然界で捕食される側のうさぎは、体調の悪いことを悟られないようにする習性があります。
普段から接しているからこそ気付くそのサインは、うさぎさんのSOSかも知れません。ちょっとおかしいと思ったら迷わず動物病院に連れて行くようにしてあげてください。
恐怖や苦痛は甲高い絶叫のような音を出す
白目がみえるほど目を開き、苦痛を音で表します。「キーキー」「キューキュー」といった甲高い音は、恐怖や苦痛を感じている音といわれ、食道あたりから出ているようです。音量も大きく、絶叫に近いので聞いたことがない人でも異変に気づけるでしょう。飼いうさぎさんが出すことはほとんどありませんが、触れたときなどに出した場合は怪我をしているかもしれません。
🐇ワンポイント・アドバイス🐇
甲高い声で哭く場合は、落ち着かせることを優先してください。突然死に至るケースもあります。
縄張りアピールは体をこすりつける
顎の下の臭腺などをこすりつけて縄張りアピールをします。アピール対象はさまざまで、飼い主さんにする子もいればお気に入りの場所にする子もいます。習性なので、やめさせることはできません。
主に男の子の習性ですが、女の子にもあります。
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ゴロンとリラックス、飼い主さんをつんつん。構ってアピール
最後に飼い主さんに心をひらいているときのアピールを説明します。
リラックスポーズは飼い主への信頼の証
体をなでている、マッサージをしているときに歯をこすり合わせて「コリコリ」「コッコッ」と音を出すことがあります。これは気持ちがよくリラックスしている感情を表現しています。
また、座ってから急に倒れ込むようにごろんと倒れることもあります。「なにか病気かな?」と不安に思うかも知れません。このポーズはリラックスしているときに、よく行うものなのでご安心ください。中にはそのまま熟睡してしまううさぎさんもいます。
警戒心の強いうさぎさんがこういった仕草を見せたのなら、飼い主であるあなたに最大限心を許している証拠です。
構ってアピールで飼い主の気を引く
構って欲しいときや遊んで欲しいときは、飼い主さんをつんつん鼻でつつく子もいます。中には、飼い主さんの膝の上に飛び乗ってアピールする子や周囲をぐるぐる回る子もいます。
またフードやおやつを持っていない、匂いがついていないのに飼い主さんの手をなめる行為は愛情表現と言われています。本来警戒心が強いはずのうさぎさんがこんな仕草をしてくれると、嬉しくなってしまいますね。しかし、そのままにしておくと甘噛みに発展し、噛み癖がついてしまうことがあります。噛みそうになったら手を引っ込め、噛まれた場合は「痛い」とウサギに伝えましょう。ウサギの歯は鋭いため、噛まれると出血する場合もあります。
🐇ワンポイント・アドバイス🐇
うさぎさんを叱る場合は、大きな声を出したり殴るなどは逆効果です。床を手で叩いて怒っていることを教えてあげてください。これは前述の足ダンと同じ意味を持ち、うさぎさんのコミュニケーションのひとつです。
全てのうさぎさんが、同じような感情表現をするわけではない
今回ご紹介したのは一例です。もっと感情表現が豊かなうさぎさんもいますし、感情をあまり出さないうさぎさんだっています。だから、ここであげたような表現方法をしていなくても心配はいりません。
「こんなことをしたらこんな声を出した」「こうしたらこうなった」と、自分のうさぎさんの「感情ノート」を作っておくのもいいですね。
喜ぶこと、楽しいことをすればするほど、感情表現が豊かになるうさぎさん。
ぜひ自分のうさぎさんと向き合って感情表現のサインを見逃さないようにしましょう。
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