うさんぽに欠かせない「ハーネス」。でもハーネスの出番はそれだけではありません。動物病院や災害時、普段外に出たことのないうさぎさんは、いつもと違う雰囲気に動揺してしまいます。安全を考えてハーネスを利用したい場面も出てくるかもしれませんが、いきなりだと嫌がってしまう可能性があります。
今回は飼い主さんうさぎさん両方が安全に過ごすためにどんな「ハーネス」「リード」を用意したらいいかお伝えします。
うさぎ ハーネス 装着

うさぎさん専用のハーネスを

ハーネスとは、「上半身を固定し動きをコントロールする装具」です。うさぎさんと一緒に暮らす人が増えたことにより、うさぎ用のハーネスも流通するようになりました。
とはいえ、うさぎさん専用と比べ、圧倒的に数が多いのが犬用です。つい使いたくなる気持ちもわかりますが、流用はご法度。犬用はサイズが大きく、うさぎさんが首輪からすり抜けてしまうので大変危険です。

万が一、お外でうさぎさんがハーネスをすり抜けてしまった場合、戻ってくるのは難しいでしょう。うさぎさんの身の安全を守るために、ハーネスは必ず「うさぎ用」を着用しましょう。

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種類が豊富!ハーネスの種類

同じうさぎさんでも体形はさまざまなので、その子の体に合っているかの確認が重要です。
流通しているハーネスの中で多くを占めるのが「ベストタイプ」と「紐タイプ」の2種類です。
首と胴体を一緒に覆う「ベストタイプのハーネス」は留め具がマジックテープやバックルのものが多く、しっかり装着できます。上半身全体に力が分散するため、引っ張られたときの負担を軽減できます。
しかし、布面積があるぶん噛み癖のある子は噛んでしまうこともあるので、そういったしぐさをするようなら目を離さないようにしましょう。

また、ボリュームのある毛がハーネスで長時間押さえつけられていると、不快に感じます。ハーネスの素材は、通気性の高い「メッシュ」や伸縮性があって動きやすい「ナイロン」がおすすめです。
「紐タイプのハーネス」は体を覆う部分が少ないため、動きやすいのがメリットです。気温が高い場合でも、うさぎさんと接する面が少ないから通気性は抜群です。体形に合わせて長さを調節できるので、色んな体型のうさぎさんに使用できます。
反面、固定する力は低いので、ゆるみがないか確認し、正しく装着しましょう。

留め具はベストでも紐タイプでも、毛を巻き込んでしまったり、なにかの拍子で外れてしまったりする可能性のある「マジックテープ」より、「バックル」の方が安全で使いやすいかもしれませんね。

ほかにも、うさぎさんに背負わせたリュックにリードをつけるタイプや、可愛らしいお洋服に見えるハーネスもあります。使用用途、うさぎさんの性格に合わせて選びましょう。

リードは紐・巻取り、どちらを選ぶ?

うさぎ ハーネス
急に走ったかと思えば、立ち止まって毛づくろい…と動きが不規則なうさぎさん。外でお散歩させるならリードの装着は欠かせません。

うさぎのリードには主に巻取り式リードと、一般的な伸びないタイプのリードがあります。
巻取り式リードは、自由に行動できる利点があります。ワンタッチでロックできるものを選ぶと、とっさの動きにも対応できるのでおすすめです。
一般的な伸びないタイプのリードは、巻取り式リードよりも安価です。動ける範囲が目に見えてわかるので安心です。
ただし、うさぎさんの骨は繊細なので、リードで強く引っ張るのは厳禁。興奮していて危ないと感じたら、うさんぽは中止してください。

【参考記事】
うさぎの骨はとっても繊細 飼い主さんに知っておいてほしいこと

ハーネス着用時/使用中の注意点

うさんぽは生後5〜6ヶ月、体がしっかりしてから始めましょう。ハーネスデビューは年齢よりも性格で決めます。
うさぎさんは、慣れない環境や行為にストレスを感じます。ハーネスの着用も最初は「家」で慣らしましょう。何度チャレンジしても嫌がるのであれば、ハーネスの形を変えるなどの工夫が必要です。

ハーネスやリードには鈴が付いていることがあります。聴高音域の周波数を聞き取れるうさぎさんにとって、「鈴の音」はストレスに。ちょっと試してみて、過敏に反応するようなら使用前に鈴は外しましょう。

どうしても装着が難しいなら、最後は飼い主さんが諦めることも肝心です。かわいいうさぎさんが辛い思いをしてしまっては本末転倒です。

装着前に調整を

ハーネスを付ける前にアジャスター(長さを調整するもの)がある場合、短めにしておきましょう。うさぎさんは毛がふさふさなので体が大きくみえますが、触るとわかるように見た目よりもほっそりしています。ハーネスのサイズは、首周りと前足を通している部分に指が一本入るものを選びましょう。

ハーネス装着に飼い主さん自体が慣れていないとうさぎさんにストレスがかかります。実際に着せる前にある程度サイズ調整をし、ぬいぐるみやタオルで予行練習しておきましょう。

普段洋服を着ていないうさぎさんは、ハーネスを付けると体にないか付いているという違和感から、毛づくろいなどのお手入れをすることがあります。

頻繁にハーネスを気にするしぐさを見せるなら、長時間の使用は控えましょう。お外での使用後は、洗濯でダニを落としておくと安心ですね。

うさぎさんがハーネスに慣れていると、万が一のときにも安心です。ハーネスの種類も素材もたくさんあるので、うさぎさんに合ったハーネスを前もって探しておきましょう。

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佐俣

佐俣

うさぎタイムズ編集部員、うさぎ専門ライターです。うさぎさんが、ただ「可愛らしいから」ではなく、正しく理解され、共に暮らすパートナー・家族としてお迎えしてもらえることを願っています。初心者の方にもわかりやすく情報をお伝えできればと思っています。