足を伸ばしているうさぎ
胸の前でちょこんとしているかわいい前足と、高くジャンプできる長い後ろ足を持つウサギ。四足歩行の動物なのに、どうしてこんなにも足の形が違うのでしょうか。
今回は、意外と知らないウサギの足の機能と、その役割についてご説明します。

ウサギの脚は筋肉もりもり!だけど骨はよわよわ

ウサギの足にはしっかりしたかぎ爪がついています。前足には5本ずつ、後足には4本と、爪の本数も違います。足の形だけでなく爪の本数も違うのには、ちゃんとした理由があるのです。

前足は穴を掘るため短くスピード重視

アナウサギをご先祖に持つ飼いうさぎには、地面を掘る習性が残っています。前足が短いことで力が入りやすく、前後に素早く動くため効率よく穴が掘れる作りになっています。
また、前足を「手」のように使って顔についた汚れを落とします。

後ろ足は巣穴までダッシュするため

地面を飛ぶように走ることで、天敵から早く逃げられるようになったウサギ。
その発達した後ろ足の筋肉は、50cmの柵をゆうゆうと飛び越える力を持つだけでなく、時速80kmに到達する最高速度も見せてくれます。普通に走っても時速40kmは出るようです。

そのため、ケージから脱走すると捕まえることは困難です。お家の中での脱走はもちろんのこと、うさんぽや病院に連れて行くときは最大限の注意をしましょう。

また飼いうさぎさんは、嬉しい気持ちを垂直ジャンプで表してくれる子もいるようです。飼い主さんへの愛情を全身で示してくれたら、ますます愛おしくなりますね。

骨はもろく、着地は不得意

骨格を動かす筋肉(骨格筋)は、体重の50%以上を占めますが、骨は約8%と非常に軽い体を持つウサギ。骨の太さや強さはウサギの種類によって異なりますが、自分の足の力で骨折してしまうほど、繊細です。

ジャンプは得意だけど、着地は骨折の危険性が

ジャンプが得意なうさぎさんを見ていると、ネコのように高いところから着地するのも得意だと思うかもしれませんが、それは間違いです。ジャンプする脚力はありますが、着地の衝撃はうまくカバーできません。
人間が立って抱っこした高さ(1m弱)から着地しただけでも骨折することがあります。
そのため、抱っこをするときは必ず座って、体を押さえつけないようにすることが大切です。

【参考記事】
うさぎの骨はとっても繊細 飼い主さんに知っておいてほしいこと

ウサギにも肉球はあるの?

ぷにぷにな触感がたまらない肉球。犬やネコが持つ肉球の、かぐわしい匂いを堪能したことや頬ずりをしたことがある人はいるのではないでしょうか。そんな可愛らしい肉球が、ふわふわなうさぎさんにもついていると思う方が多くいらっしゃいます。

しかしこの肉球、主に足音を消す役割として肉食動物についていることが多く、草食動物のウサギには存在しません。

肉球はないが、被毛がその役割を担っている

ウサギの足の裏には肉球の代わりに、密集した被毛があります。厚い毛の層がクッションの役割を果たし、固い地面を掘っても怪我をすることはありません。
しかし地面と触れる部分だからこそ汚れはもちろんのこと、水にも注意してあげる必要があります。毛に覆われているため濡れるとなかなか乾かず、そのままにしておくと皮膚病などの原因になります。ケージの中を清潔に保つだけでなく、足元が濡れないように注意しましょう。

こんな症状が足に出たら、病院へ!

不衛生な環境や、体重が一箇所にかかりやすい床で生活をしていると、足の裏の毛が剥げて赤く炎症を起こすソアホックを発症してしまうことがあります。

それだけでなく、股関節や肘、膝の脱臼にも気をつけてあげましょう。
カーペットに爪を引っ掛けるだけで、脱臼だけでなく骨折することもあります。脚を引きずるような仕草や前足を浮かせているといった少しの異変でも、気づいたらためらわず動物病院に連れていきましょう。

【参考記事】
獣医師監修:うさぎの脱毛

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佐俣

佐俣

うさぎタイムズ編集部員、うさぎ専門ライターです。うさぎさんが、ただ「可愛らしいから」ではなく、正しく理解され、共に暮らすパートナー・家族としてお迎えしてもらえることを願っています。初心者の方にもわかりやすく情報をお伝えできればと思っています。