うさぎタイムズ編集部の佐俣(さまた)です。野生のうさぎの寿命は3年ほどであると言われています。対して、ペットとして人間と暮らすうさぎの平均寿命は、ラビットフードの質向上や理解の深まりから7~8年に延びています。中には15年以上も元気に過ごす子もいるほどです。
そこで心配になってくるのが治療費のこと。今回は万が一に備えるペット保険について見ていきます。
目次
ペット保険は入ったほうがいい?
うさぎも高齢になれば病気がちになります。人間の場合はかかった医療費の3割負担で済みますが、うさぎはそうはいきません。100%自己負担なのです。そのため、一回の診察で1万円以上請求されることもあります。
そこで飼い始めるときに検討してもらいたいのがペット保険です。
資金に余裕を持って動物を飼い始めるのは、飼い主として当然の義務です。しかし、いくら準備していても、病気が多い子だと飼い主さんの負担は相当なもの。お金がないから病院に連れていけない事態に陥らないように、加入を検討してみて下さい。
うさぎはペット保険に入れるの?
犬や猫の保険はよく耳にしますが、小動物のうさぎが入れる保険はあるのでしょうか。
いくつかの保険会社のプランを調べたところ、犬猫ほどの種類はないものの、うさぎやフェレット、リスなどの小動物が入れる保険もあります。
うさぎの寿命は一般的に犬や猫と比べて短く、そのまま同じ形態では運用が難しいので、別のタイプが用意されていることが多いようです。
ペット保険は1年ごとに更新するものが主流ですが、ペットが高齢になると更新できなくなり保証が終わってしまうものもありますので、保証の期間に関しても確認しておくのが良いでしょう。
ペットショップでの購入時にしか入れない保険も
0歳、1歳時の加入に限られているもの、ペットショップで購入と同時でないと入れない保険もあります。購入時にその場で知って安易に断ることがないように、事前に調べておきましょう。うさぎも年齢が上がるにつれて病気へのリスクが増えていきます。大抵の保険は既にかかっている病気や怪我については保証が受けられません。ある程度高齢になると、保険への加入が難しくなりますので、人間と同様、健康なうちにリスクに備えておく事が大切になってきます。
利用したい窓口精算
ペット保険に加入している方が病院を利用したら、病院窓口では全額を支払い、後から保険金請求の書類を提出し、振り込まれます。
その手間を省くため、保険会社によっては提携病院でなら窓口精算ができる制度があります。
病気のお世話で忙しいと、うっかり保険金請求の手続きをわすれてしまうこともありますが、窓口で保険適用分は差し引いてくれるので安心です。
入院や手術にしか支払われない保険も
同じ保険会社でもさまざまなプランが用意されています。うさぎはその場の治療で済むことも多いので、入院や手術にしか保険金が支払われないタイプは避け、通院にも支払われるものがいいでしょう。
寿命が伸びたことで病気のリスクが高まっています。
かわいいうさぎさんが病気になっても、前向きに治療に向かい、寄り添ってあげたいですね。
うさぎを迎えたいとお考えの方は、ぜひうさぎ専門店へ!
うさぎ専門店では、うさぎのお世話の仕方から、日常のケア、病気のときのアドバイスなど、専門店ならではのきめ細やかなサポートをご提供しているところが多いので、初めてうさぎと暮らす方でも安心です。
うさぎと暮らしてみたい方は、まずはうさぎ専門店に行かれてはいかがでしょう。
佐俣
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