はじめてのお風呂に怯えたり嫌がったりするフェレットくんも多いですよね。入浴が大変!という飼い主さんもいるのではないでしょうか?

実はフェレットは必ずしもお風呂に入れる必要はありません。インターネット上では10日に1度、2週間に1度お風呂に入れるなんて情報を見かけることがありますが、それは「入れすぎ」「シャンプーしすぎ」です。

ではどのようにフェレットのケアをするのが良いのでしょうか。フェレットが嫌がらずに大人しく入浴するコツ、お風呂に入れる場合の正しい手順とともにわかりやすくご紹介します。

フェレットをお風呂に入れる必要はない!?

フェレットは猫と同じように、自分で毛づくろいをして体を清潔に保っているため、日常的にお風呂に入れる必要はないのです。初めてお湯に濡れる時に怯えて嫌がる子もいます。また冬場に必要以上の頻度で入浴すると風邪をひく原因にもなりかねません。

頻繁に入浴することで、フェレットの皮脂を必要以上に取り去ってしまいます。乾燥によるかゆみが起こることもあり、フェレットの毛皮にとって大きな負担です。また、乾燥した被毛や肌を守るためいっそう皮脂分泌が活発になり、匂いの原因になるという弊害もあるんですよ。

フェレットを入浴させる場合はできる限り少ない頻度で、数ヶ月に1度でも充分です。多くとも1ヶ月に1度程度にしてあげてくださいね。

 

【参考記事】

フェレットのニオイはくさい?ペットとしてお迎えする前に知っておきたいこと

 

フェレットの正しいお手入れ方法

フェレットのお手入れは普段、どのようにすればよいのでしょうか。正しいケアをすることがフェレットくんの健康を護ることに繋がります。ぜひ参考にしてみてくださいね。

安全な除菌消臭水をスプレー&ブラッシング

フェレット ブラッシング

人間にもフェレットにも安全な成分でできた除菌消臭水をスプレーし、やさしくブラッシングするのも良い方法です。人間にもフェレットにも無害な成分の除菌消臭水なら、皮膚の炎症などを引き起こす心配もありません。トイレやフェレットのおもちゃなどの除菌消臭にも利用できる優れものなのです。

また春と秋の換毛期は、フェレットの毛が生え変わる脱毛が激しい時期です。毛づくろいでフェレットの胃の中に大量の毛玉ができる場合があり、これが嘔吐や腸閉塞の原因になることも。適切なブラッシングで抜け毛を除去し、フェレットの健康と清潔を保ちましょう。

ワンポイントアドバイス:異物・毛玉飲み込み対策

異物の飲み込みや毛玉対策としてはラクサトーンが有効です。飲み込んでしまった毛を固まらせずに腸内から排出させる、フェレット専用毛玉除去剤です。ラクサトーンの場合は、週に2〜3回小さじ1/4/〜1/2を与えてあげてください。

タオルで優しく体を拭く

もしフェレットのお尻や尻尾が汚れてしまっても、入浴ではなく体を拭くことで解決できる場合がほとんどです。温めたタオルでやさしく拭いてケアしましょう。

フェレットくんの汚れが気になるときのケアとして利用したいのが、リンス入りのボディーシャンプータオルです。ボディーシャンプータオルで体を拭くだけで、匂いもだいぶ気にならなくなります。

フェレット用のボディーシャンプータオルは、やさしい緑茶エキス入りで舐めても安全。厚手のメッシュが抜け毛もキャッチし、保湿剤が毛皮の潤いキープをお助けしてくれます。体全体をタオルでやさしく拭いたら、最後はブラッシングで毛皮を整えてあげてくださいね。

ワンポイントアドバイス:ブラッシングの頻度

ロングコートのフェレットを除き、通常は1週間に1度、換毛期は2、3日に1度ほどの頻度でブラッシングしてあげてください(豚毛のブラシを使用する場合)。

ワンポイントアドバイス:安全で手軽な匂い対策

上記のようにケアをしても、初めてフェレットと暮らす場合、独特な匂いをキツいと感じることもあるかもしれません。そんな時に体臭を抑える対策として、天然フルボ酸を与える方法もあります。

これは1日1回キャップ1杯分(5ml)を与えることで体臭はもちろん、糞尿の臭いも抑える効果があります。天然フルボ酸は天然成分でフェレットにも無害な上、病原性の菌類であるサルモネラ菌、O-157などの除菌効果が確認されおり、細菌の繁殖を抑制することもできます。

ケージのお掃除はこまめに清潔を保って!

フェレットの入浴を考える前に、ケージやトイレを清潔に保つことが大切です。ケージの中に落ちた毛やフードのカスなど、汚れたところはこまめにお掃除してください。ケージやトイレを清潔にしておくことで、フェレットが汚れてしまうことを防げます。

フェレットの健康のためにも、毛布やハンモックの洗濯を週に1度は行い、ケージを安全な除菌水で拭くなど清潔な環境を保ちましょう。

フェレットをお風呂に入れる手順と注意点

フェレットをお風呂に入れる手順と、気をつけたい注意点を紹介します。

前述の通りフェレットは基本、入浴の必要はありません。むしろ過度にお風呂に入れることや誤った入浴方法で健康を害する場合があります。

ぜひ参考にしてフェレットの入浴を安全に行ってくださいね。

入浴前にブラッシング

まずは入浴前にブラッシングすることで毛のもつれをほぐし、汚れも取り除けます。ブラッシングをしてからお風呂に入れることで汚れが落ちやすく、短時間で洗い終わりるため、フェレットの負担を最小限に抑えられます。

お湯の温度はぬるま湯で

お湯の温度はぬるま湯で準備しましょう。洗面所のシンクにお湯を貼るのがおすすめです。あまり温度が高いと過剰に皮脂を取り去ってしまいます。適温は38度前後です。

お風呂の湯量は少なめに

フェレットが溺れてしまわないよう、湯量は少なめにためておくのがベター。中には泳ぐ子もいるなどと耳にすることもあるかもしれませんが、浅いお風呂でフェレットくんの身に危険のないようにしましょう。

目と耳にはお湯をかけない

体を濡らす時に特に注意して欲しいのは、目と耳にはお湯やシャンプーをかけないことです。濡れることで目の炎症、耳の感染症となる場合があるためです。目の周りと耳の入り口に眼科用軟膏を少し塗り、水やシャンプーが入ってしまうのを防ぐというのも有効な方法です。

専用のシャンプーを使う

シャンプーは低刺激なフェレット専用のものを使いましょう。体をぬるま湯で濡らしマッサージしながら手早く洗います。シャンプーが残らないよう、すすぎは丁寧に行ってくださいね。洗浄成分が残っていると、皮膚にかゆみが出るなどトラブルの原因になります。

お風呂上がりは素早く乾燥

お風呂上がりはフェレットが風邪をひかないよう、ドライヤーを使うなどで素早く乾かしてあげてください。そうは言っても、お風呂上がりのフェレットは走り回りながら、敷物などに体を擦りつけ、ブルブルと体を振って素早く水分を飛ばしてしまうことが多いかもしれません。

ただ、生乾きや濡れたままは体温を奪ってしまう原因に。寒い冬場の入浴には特に注意してくださいね。

フェレットがお風呂を嫌がる!スムーズな入浴のコツは?

お風呂に入る時に震えて嫌がるフェレットくんもいるかもしれません。実は大人しく入浴してもらうコツがあるのです。お湯に入れる際、フェレットを仰向けにして頭を固定しながらお尻からゆっくりと入水させると、嫌がらずに大人しく洗わせてくれます。

その際に頭を固定している親指と人差し指で両耳を塞いであげることで耳にお湯が入ることを防ぐことができます。シャンプー後は、蛇口からお湯を出しながら、シンクの栓を開けて手でお湯をフェレットの体に優しくかけながら洗い流してあげてください。

フェレットの健康のために「お風呂」に入れすぎない

フェレットのお風呂の頻度や入れ方、日常の正しいケアの方法について紹介しました。

フェレットくんを頻繁にお風呂に入れていた飼い主さんにとって、驚くような事実だったかもしれません。ぜひ正しいケア方法を知って、フェレットくんとの健康で楽しい毎日をお過ごしください。

フェレットをお迎えしたいとお考えの方は、ぜひフェレット専門店「フェレットリンク」へ!

フェレットくんが健康で幸せに暮らすために、食事の内容に気をつけたり、過ごしやすい環境を整えたりと、飼い主さんができることはたくさんあります。生活の質をより良いものにすれば、さらに元気いっぱいに動き回り、とびきりキュートな表情を見せてくれるかもしれません。

ワンちゃん、ネコちゃんに比べると少しレアなイメージもあるフェレットくんですから、初めてお家にお迎えする時には、何かと気がかりなこともあるでしょう。そんな時に立ち寄りたいのが、フェレット専門店です。丁寧なサポートが受けられるので、フェレットくんと初めて一緒に暮らす方でも安心です。

フェレット専門店・フェレットリンクでは、お世話の仕方から、爪切りなどの日常のケア、病気のときのアドバイスなど、きめ細やかなサポートを提供しています。フェレットくんに会いに、ぜひお店に遊びに来てください。


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yamada

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フェレット情報局員となり、その愛らしさに魅了されてしまいました。フェレットくんとの生活で飼い主さんが知りたいこと、疑問におこたえできるメディア作りを目指し、発信してまいります。