新たなラビットフードの開発で合意

うさぎタイムズが全面的に支援しております一般社団法人うさぎの環境エンリッチメント協会(埼玉県さいたま市)が、国立大学法人香川大学(香川県高松市)と『ウサギの健やかな成長と健康の維持に資するフード』を共同で研究開発することで合意しました。

共同研究の意義とは

これまでウサギにまつわる研究は、獣医学をはじめとする様々な学術分野で行われ多くの研究成果を生んでまりました。しかし、蓄積された研究成果は特定分野を越えて共有されることは殆どなく、特定分野の中でのみ蓄積されてきました。

ウサギのことはまだまだ分からないことが多いのは周知の事実ですが、それは研究成果が特定分野を越えて共有されてこなかったことと、ウサギの研究者があまりにも少ないことが原因であると考えられます。

一般社団法人うさぎの環境エンリッチメント協会は、ヒトと暮らすウサギの生き生きとした幸せな暮らしを実現するため、臨床獣医学、動物行動学、動物福祉学の垣根を取り払い、蓄積されてきた研究成果を統合し発信していくことを目的としています。

今回の共同研究は、国内で唯一ウサギの栄養学を研究している香川大学の川﨑農学博士を中心に、共同でウサギに必要な栄養素をウサギの消化システムに則った形で吸収できる理想的なフードを開発するものです。

この共同研究を通じて、一般社団法人うさぎの環境エンリッチメント協会は、動物栄養学で蓄積されてきた研究成果も統合してまいります。

理想的なフードから生き生きと暮らす環境エンリッチメントまで

今回の共同研究の目的は、『ウサギの健やかな成長と健康の維持に資するフード』を開発し、『理想的で安心なフード』をウサギの飼い主の手元に届けることです。

しかし、各分野の研究成果の統合は、理想的なフードの開発にとどまらず、ヒトと暮らすウサギが生き生きと幸せに暮らせるアイデア提供や環境エンリッチメントに資する商品の開発にも及びます。

うさぎタイムズは、一般社団法人うさぎの環境エンリッチメント協会の今後の活動が、ウサギ飼育の新たなスタンダードを生み出していくことを期待しています。

※環境エンリッチメントとは、飼育動物の福祉と健康のために、その動物の有する本能的な行動を引き出し、より自然に近い飼育環境を整えることで、ストレスの抑制や健康増進を図る取り組みのことです。

香川大学との共同研究契約締結のお知らせ


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橋爪宏幸

橋爪宏幸

うさぎタイムズ編集長。 うさぎ専門店「ラビット・リンク」のオーナー。 一般社団法人うさぎの環境エンリッチメント協会 専務理事。 現在ニンゲン3人のほか、長男:ミニチュアダックスの桜花、次男ホーランドロップのカール、三男:ネザーランドドワーフの政宗、長女:ホーランドロップのミラ・ジョボビッチと暮らしている。