白と黒のネザーランドドワーフラビットの写真
うさぎタイムズ編集部の佐俣(さまた)です。新たな出会いとして、うさぎさんを家族に迎えようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなとき気になってしまうのは、うさぎさんと生活する上でかかってくる費用のこと。今回は、毎月の固定費についてご紹介します。

うさぎさんお迎え前に最低限のものは揃えよう

お迎え当日から、ペレットや牧草のような消耗品だけでなく、ケージやトイレなどの周辺用品が必要です。「初日は段ボールでいいや」などとは決して思わないでください。うさぎさんを危険にさらすことになります。
ケージひとつとっても「給水器が付いているか、いないか」「扉がどのように開くか」など、初めてうさぎさんをお迎えする人は混乱してしまうことも。
何を購入すれば良いのかわからない場合は、販売されている最低限のグッズがセットになっている「スターターキット」がおすすめです。お店によりますが、15,000~25,000円くらいで販売されています。

また、一緒に生活しているうちに、室湿度計や爪切り、キャリー(病院やホテルに行くとき使用)などが必要になります。適宜、買い足しましょう。

🐇ワンポイント・アドバイス🐇

特にケージなどは、どれも同じように見えるかも知れませんが、うさぎさんの種類によって適したケージが異なります。また、うさぎさんと一緒に暮らす際には毎日のお掃除なども必要になりますので使い勝手の良いケージだととても便利です。うさぎさんをお迎えされる際には、お店のスタッフさんにどのケージを選べばいいか聞かれることをおススメいたします。

【参考記事】
うさぎを飼うときに必要なお金について

定期的に買い替えが必要なうさぎ用品

ブラシ、かじり木は使用状況によって買い替え

毛を整えるために行うグルーミングは、血行を良くするマッサージ効果も期待できます。傷んだブラシだとその効果が薄れてしまうので、古びてきたら新しいブラシを購入しましょう。

また、生涯歯がのびるうさぎさんにとって欠かせないのが、かじり木です。フェンス状になったものや板状、棒タイプなど、種類が豊富です。うさぎさんの好みやケージの配置を考えて選びましょう。

かじり木は200円〜700円、ブラシは300円〜800円と比較的安く手に入ります。特にかじり木はかじられて鋭く尖ってくると怪我の原因になるので、買い替えてあげてください。

🐇ワンポイント・アドバイス🐇

随分以前は、うさぎさんの歯を削るために「かじり木」が必要と言われてきました。しかし今は、「かじり木」は歯への負担が多く、却って不正咬合になる可能性があるので推奨されていません。
私のお店でもご利用をお控えいただくようにお願いしています。
うさぎさんの歯は、牧草をしっかりと食べてくれればそれで十分削ることができます。ケージなど固いものを齧るようであれば、木や牧草でできたフェンス状のガードがありますので、そちらを利用するようにしてください。
参考記事:ケージを齧る(かじる)うさぎへの対処法

大きくなったらケージも買い替え

場所の確保が難しいからと小さいケージを購入したものの、うさぎさんが成長するときゅうくつになってしまうことがあります。うさぎは生後半年で大人になります。買い替えを避けたければ、大人になったときの体格をペットショップでしっかり確認しましょう。

思いのほか大きくなったのなら買い替えの検討を。うさぎさんにとってストレスになるだけでなく、ケージにぶつかって思わぬ怪我を招くこともあります。

🐇ワンポイント・アドバイス🐇

ネザーランドドワーフやホーランドロップの子であれば80㎝幅のものが理想ですが、最低でも60㎝幅の物を選ぶようにしてあげてください。
参考記事:
うさぎさんにとって適切なケージの広さは?

ウサギのエサ代は1ヶ月平均で2,000円〜5,000円

エサ代はうさぎさんによって変わりますが、一般的に2,000円〜5,000円の間です。

ペレットと牧草の比率で値段も変わる

牧草だけでは得られない栄養素が摂取できるペレットですが、食べさせすぎは禁物。年齢にあったものを適切な量与えましょう。
生後6ヶ月まではたくさん与え、その後は体重の3〜5%に、1歳を超えたら体重の1〜3%の量に調整してください。

2歳のうさぎ(体重1.4Kg)が1ヶ月に消費するペレットの平均的な量は約1.8kg、値段にして600〜1,200円です。牧草は一日中食べ放題の状態で約500〜1.5Kgの量とすると、700〜1,500円かかります。チモシー主成分のペレットと、牧草はチモシーやオーツヘイのようなイネ科の草が、2歳のうさぎのフードにおすすめです。

🐇ワンポイント・アドバイス🐇

フードメーカーさんによっても給餌量異なりますが、一般的には生後3ヵ月までは「食べ放題」、生後3ヵ月から「体重の5%」を目安に与えるようん強いてください。
だたし、これは一般論ですのであくまでも目安としてお考えいただき、その子その子に合わせて給餌量を変えてください。その子その子に合わせたフードの給餌量のアドバイスなどもうさぎ専門店であればスタッフの方がしてくれますので、是非お迎えされたお店のスタッフさんにご相談ください。

【参考リンク】
ラビットリンクブログ「あなたのうさぎの1日あたりのフードの適量

ペレット・牧草は、内容量や価格が種類・メーカーで大きく変わります。
お徳用は価格も安く大容量ですが、1匹のうさぎさんでは消費が追いつかず、風味が落ち食べなくなることも。ペレットは賞味期限内に、牧草も1〜2ヶ月以内には食べきれる量を購入しましょう。

子ウサギのうちにいろんな味を覚えさせよう

子ウサギのうちはいろんな種類の餌を与え、味を覚えさせるといいですね。エサ代は少し高くなりますが、「いつものフードが販売終了してしまった」「急に嫌いになったようで食べなくなった」というときも慌てずに対応できます。

元気なのに、エサを突然食べなくなったのなら、うさぎさんの体で何か起こっているかもしれません。いくつか他のエサに変えてみても食べない状況が続くなら、必ず動物病院に連れていってあげてください。

🐇ワンポイント・アドバイス🐇

フードについては、「よく食べるフード=良いフード」とは残念ながら限りません。このためフード選びもうさぎ専門店のスタッフさんにアドバイスしていただくと「体に良いフード」を教えてくれますので、その中からお選びいただくのが良いと思います。
現在の理想的な給餌配分は、「牧草:フード:おやつ(野菜など)=75:20:5」がひとつの目安とされています。
これを見ていただくと、最も大切なのは牧草ということがお分かりいただけると思います。
特に牧草をたくさん食べてもらいたいですから、子うさぎの内から複数種類の牧草を与えるようにしてください。

参考記事:牧草を食べてもらうためにできること。

ウサギの住みやすい環境へ整えるのにもお金は掛かる

エアコンはほぼ一年中つけっぱなし

暑さに弱いうさぎさん。夏は一日中クーラーをつけ、冬は暖房機器で寒さを防ぎます。住宅環境によっては、一年中エアコンを付ける必要があり、気になるのは電気代です。

7、8月にウサギが快適な温度(22〜26℃)に保つためのエアコンの電気代は、約5,000〜10,000円ほど余計にかかると思っておいた方がいいでしょう。
エアコンの機種や温度設定、省エネモードなどで電気代は前後するので、参考程度にとらえてください。

電気代を節約したくても、ひんやりシートや扇風機だけに頼るのは危険。うさぎさんの健康を第一に考えるなら、エアコンは必要不可欠です。

🐇ワンポイント・アドバイス🐇

うさぎさんに限らず、被毛に覆われた動物は、基本的に暑さに強くありませんので、特に夏場はエアコンは必須です。
過ごしやす春や秋などはエアコンは必要ありませんが、寒暖差は体調を崩す原因になりますので、寒暖差の出にくいリビングなどにケージを置くなど工夫してください。
ただし、室温を神経質に一定に保つことは、却ってうさぎさんの体調を崩す場合があります。夏はそれなりに暑く、冬はそれなりに寒い方が、うさぎさんには良い刺激になるようです。

【関連記事】
暑さにご注意!うさぎと夏を乗り切るには?

ウサギの病院代は保険に入ると安くなる?

ウサギは、体調が悪くてもそれを隠す習性があります。だからこそ、少しの異変に気づいて動物病院に連れて行くことが重要です。
いくら命を守るためとはいえ、気になるのが治療費のこと。そんな不安を解消するためにあるのが、ペット保険です。
飼いうさぎさんの寿命は7~10年ほど、そのほかに急なケガや病気で受診するときの費用も考えた上で、うさぎさんをお迎えしたいですね。

【関連記事】
うさぎはペット保険に加入したほうがいい?

うさぎをお迎えするなら、専門店のラビットリンクへ

「きめ細やかなサポートを継続して受けられるショップかどうか」は、うさぎのペットショップ選びで重視してもらいたいポイントです。
うさぎは猫や犬に比べると、専門的に診てもらえる病院が少ないのが現状です。ケアについてもうさぎならではの配慮が必要で、特に初心者さんは不安になることが多いかも知れません。

ラビットリンクでは、うさぎさんお迎え後もサポートするのがうさぎ専門店の務めだと思っています。店頭では、お世話の仕方ついてはもちろん、病気の時のアドバイスや病院のご紹介もしています。

さいたま市の北浦和駅近くにある実店舗には、ネザーランドドワーフとホーランドロップの可愛らしいうさぎさんがいっぱい。埼玉だけでなく、東京、神奈川、群馬、茨城、千葉、遠方だと新潟や秋田からもラビットリンクからお迎えするために来てくださる方たちがいらっしゃいます。
ネットショップでは、新鮮な牧草やケージなどのうさぎ用品も多数取り揃えています。

スタッフ全員うさぎさんが大好きなので、どんなご相談・ご質問にも丁寧にお答えします。うさぎのケアに来られた際は、うさぎさん専用フォトスポットで、かわいいお写真を撮っていってくださいね。

「うさぎさんと暮らしてみたいな」と思ったら、ぜひ一度、ラビットリンクにご来店ください。


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佐俣

佐俣

うさぎタイムズ編集部員、うさぎ専門ライターです。うさぎさんが、ただ「可愛らしいから」ではなく、正しく理解され、共に暮らすパートナー・家族としてお迎えしてもらえることを願っています。初心者の方にもわかりやすく情報をお伝えできればと思っています。