フェレットの噛み癖に悩む飼い主さん、なかなか直らなくてもうお手上げ、お困りの場合もありますよね。

大丈夫、正しいしつけを根気よく実践すれば噛み癖は直ります!

「噛まれることなく、フェレットが懐いてくれ、仲良く暮らしたい」そんな飼い主さんの願望を叶えるべく、正しい噛み癖の直し方をご案内します。

フェレットが噛む!しつけで直すことはできる?

様子を伺うフェレット

  • 最近お迎えしたパスバレーの女の子、噛み癖が酷いなんてもんじゃありません。常に本気で噛み付いてきます!
  • 我が家には、パスバレーの女の子、マーシャルの男の子がいますが、マーシャルは全く噛みません。ただパスバレーの子は噛みます!

飼い主さんの声を聞いてみると上記のように、フェレットは生まれたファームによって噛み癖の「多い」「少ない」傾向があり、またその子の性格によって違いがあるのも事実です。

とはいえ、こんな状況からでも正しく、根気よくしつけをすれば本気でガシガシ噛んできたフェレットでも噛み癖を直すことはできるのです。

  • 根気よくしつけして愛情を注いだら、あの噛み噛みマシーンがおさまりました。多分フェレットも見知らぬところで見知らぬ人がいて怖かったのだと思います。

上記のように頭を悩ませていた飼い主さんでしたが、正しいしつけと努力の結果、フェレットも打ち解けてくれ噛み癖を直すことに成功してます。

フェレットの「しつけ」はいつから行うか。「必要と感じたとき」から始めましょう。早ければ数週間の訓練で噛み癖を直せます。

まずはフェレットが噛む理由を理解しよう!

歩くフェレットの画像

噛む理由を理解することが、噛み癖を直す一番のポイントです。

フェレットにとってお口は食事のみならず「おもちゃを持つ、運ぶ、遊ぶ手段」であり「自分を防御するため」また「コミュニケーションのため」に活用する体の一部です。

噛み癖をなくすための具体的な「しつけ」は、フェレットの噛む理由がわかったときに効果的に行えます。理由や状況によって対応も少しずつ異なる可能性があるからです。

恐怖心や警戒心、ストレス

フェレットは警戒心やストレスから噛む場合があります。

まだお迎えして日が浅い、引っ越しなどで生活環境が変わったとき、フェレットはストレスや恐怖を感じることがあります。

飼い主さんをはじめ人や生活環境に慣れ心穏やかになるとフェレットの噛み癖も直ります。その際には愛情をもって正しいしつけをすることが大切です。

遊んで欲しい、気を引きたい


フェレットは遊んで欲しいときや気を引きたいときに「噛む」場合があります。人間の子どもが大人の気を引くために、悪いことをするのと同じです。

飼い主さんの注目が自分ではなく別の新しいことに移ってしまったと感じたとき、自分を見て欲しいときに「噛む」という行動に出ることがあります。

普段から良く遊んであげる、気にかけてあげることでフェレットくんの寂しい気持ちや欲求不満が最小限になるよう心がけましょう。

また噛まれればいやでも注目してしまいますが、こういった場合には「噛むことで注目を集めることはできない」と思わせる必要があります。

おもちゃだと勘違いしている


フェレットに「足だけ噛まれる」ということはありませんか?もしかすると足を人の体の一部ではなく「おもちゃ」だと思っている可能性があります。

フェレットはおもちゃを口で噛んで引きずったり、運んだりします。この場合は足が「おもちゃ」ではなく人間の体の一部であり、噛んではいけないものだとわからせましょう。

興奮しすぎて噛む

フェレットは遊んでいて興奮しすぎたとき、飼い主さんの手を噛むことがあります。そのような場合は「手ではなくこれを噛みなさい」と、代わりのおもちゃを差し出します。

この方法で「手は噛むべきではなく、おもちゃは噛んでよい」とフェレットは学習できます。

病気やケガ

普段は噛まない、大人しいフェレットが噛んでくるときは、病気やケガの可能性があります。注意深く観察し、必要な場合には受診してください。

「痛みのために噛むという行動にでる」「聴覚や視覚に障害がでてしまい、噛むことで確認しようとしている」場合もあります。いつもと違った様子がないかよく確認しましょう。

フェレットの噛み癖は直せる!正しい「しつけ」のやり方

うちのフェレットくんは本気で噛んでくる…そんな噛み癖にお困りのとき、根気よくやって欲しい「しつけ方」を具体的に紹介します。

フェレットは感情豊かで頭も良いため、根気よく愛情をもってしつければ噛み癖は直すことができます。

首の根元を持って「ダメ!」と叱る

首元を掴まれたフェレットの画像
噛まれたら即座にフェレットくんを捕まえて「猫つかみ」のように首根っこをしっかりと保定(ほてい)します。

このときはしっかりと掴み、鼻が上を向くようにしてください。そして目をみて「ダメ!」とはっきりと伝えます。ジタバタしても少しの間保定し「イケないことをしたんだ」と感じさせましょう。

この方法のポイントは、噛まれたらすぐにフェレットを捕まえることです。噛んだことがダメだとわかってもらうには、とにかく即座に叱ることが重要です。

噛んだらすぐに!5分ケージで隔離(かくり)

フェレットとケージ
ダメ!と繰り返し叱ってもなかなか効果が感じられないときはフェレットをケージで隔離(かくり)し、タイムアウトを行いましょう。

「ダメ!」と叱った流れ、もしくは噛まれた後すぐに隔離用のケージに入れます。このときはいつもの生活用ケージではなく、移動用のケージに入れるのが理想的です。

普段の生活用のケージでタイムアウトすると、寝たいと思ったときに「噛む」という行動に出る、逆効果の危険性や隔離が罰だと理解できない可能性があるためです。

「出して!」と訴えても5分程度、完全に無視します。これは赤ちゃんフェレットにも効果があります。

「まだ遊びたいのにケージに入れられちゃった。今やったこと、噛むのはイケないことなの?」とフェレットくんが少しずつ認識してくれます。

ただし時間は5分以内と明確に区切ってください。ケージに入れてそのままにしてしまった結果、そのまま寝付いてしまっては効果は得られません。ただのお昼寝タイムと勘違いしないよう、メリハリをつけてやってみましょう。

これはNG!やってはいけないフェレット噛み癖のしつけ

ここまでお読みいただいて想像はつくかと思いますが、しつけとして「鼻を軽くたたく」「水を噴霧する」「叩く」「投げる」などフェレットを傷つける行為は決して行わないでください。

このような行為をしても噛み癖は一切なくなりません。飼い主さんとの関係が悪化するだけでなく、フェレットにケガを負わせてしまう場合があります。

人間の赤ちゃんにもこのようなことはしませんよね、フェレットも同じです。

その他にも以下のやり方はNGです。

  • 時間が経ってから叱る
  • 笑いながら叱る
  • 革手袋などを付け、手を噛ませる

時間が経過してから叱ってもフェレットくんには何のことかわかりません。噛んですぐフェレットが逃げてしまい、「ダメ」やタイムアウトができない場合は諦めましょう。また笑いながら叱るのも当然NGですね。

革手袋を装着して噛ませていると、いつまでも噛むことを止めない可能性があるので避けましょう。

フェレットの噛み癖を直す「しつけ」のやり方まとめ

以上の内容を参考に根気よく飼い主さんが接していくことで、フェレットの噛み癖は直ります。

噛み癖の「しつけ」にかかる期間は、生まれてすぐやってきた場合なら早くて数週間、長くても数ヶ月で直るのが一般的です。

すでに誰かに飼われていたフェレットで、以前から人間に警戒心があったなど、過去の環境によってはさらに時間が掛かってしまう場合もあります。

しかしながら、愛情をもって「しつけ」をすることで、ついてしまった噛み癖でも直すことはできます。

フェレットリンクでは噛み癖が最も少なく、育てやすいと言われているマーシャルフェレットの赤ちゃんと出会えます。

育て方やしつけについてのお悩みや疑問、おすすめの飼育用品もご用意しています。ぜひかわいいフェレットくんに会いにお越しください。


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yamada

yamada

フェレット情報局員となり、その愛らしさに魅了されてしまいました。フェレットくんとの生活で飼い主さんが知りたいこと、疑問におこたえできるメディア作りを目指し、発信してまいります。